平成最後の神道夢想流杖術の稽古会を、大分の安部先生のご指導のもと4月28日~30日に神戸と明石で行ってきましたので、ご報告いたします。
GWには恒例の神戸稽古会、私(東京の門人です)は、10連休ということと、平成最後ということで、思い切って初参加してきました。
海外からフランスの門人、日本国内からは北海道、静岡、東京、神戸の門人が集い、古流の稽古を安部先生にご指導いただき、3日間みっちり稽古しました。
東京、代々木の紘武館で稽古することも、長野や大分で稽古することもあるのですが、この稽古会のよいところは、どこで稽古しても、「ひとつも変わることなく」伝わっている神道夢想流の技を、皆が同じように稽古できるということだと思っています。
それぞれ、技の進み具合は違ったりはするのですが、同じように師匠から習っているので、同じ視点と価値観、杖に向かう気持ちで稽古ができる、貴重な時間を過ごすことができました。
また、日々稽古している仲間と少し違うためか、自分の細かい癖や、相手のちょっとした杖の遣い方の違いなどに気づいたりすることも多く、稽古をする自分自身にもあらためて向き合うことができたかと思います。
自分ではできているつもりのことや、気づいていなかったことにあらためてご指摘いただいたり、昔にならったはずなのに忘れているお恥ずかしいことに気づいたり、これからの稽古で体現していかなくてはと思うことが多々ありました。
具体的には、表、中段を中心に、少し影の稽古をして3日間を過ごしました。
明石では、とても素敵な会場で稽古をすることができて、平成の時代の最後を稽古三昧で過ごすことができるなんて、なんて幸せなんだろうとしみじみ思うことができました。
夜はもちろん、宴会です。神戸では酒蔵御殿というところで、おいしいお刺身や鯛、サザエなどをいただきました
(紘武館off インスタで写真を掲載しています https://www.instagram.com/kobukanoff/)
明石では、フランス人も大好きなお好み焼き。明石の卵焼きも食べました!
次の稽古会は2週間後に松本です。
それまでにまた稽古を積もうと思います。
紘武館道場門人 M.I