長野県連合稽古会報告(後半:乱合)

杖道稽古

2018年 6月9日(土)~10日(日) の松本連合稽古会について、2日目の稽古レポートが届いたので紹介します。2日目の稽古は制定形と古流の「乱合」でした。

「紘武杖道会連合稽古会二日目は古流の「乱合」の稽古をしました。全剣連制定形にも「乱合」がありますが、神道夢想流杖術でも江戸後期に作られた稽古形として伝わる形で、古流の各形からの技が取り込まれています。技も多く長く非常に難しい形です。

全剣連制定形と古流との違いを確認しながら、一つ一つの技の理合、精度、気持ちそして連続性を確かめながら稽古しました。

太刀の間合いは?切る場所は?刃筋は?

杖の姿勢は?角度は?動くタイミングは?

太田先生より「らしきものでしかない」との指摘がありました。手順を追いかける稽古になってはならない、と。

また形、技の話しだけでなく、過去の乙藤先生のご指導の様子等も交えていただきながら稽古が進んでいきます。

稽古人一人一人がそれらを意識し、またどうしたらできない事ができるようになるだろうと考えながら、太刀を持ち、杖を持ち稽古するとどんどん時間が過ぎてゆき、2日間の連合稽古会もあっという間に終了の時間です。

次の稽古会までに今回の稽古会での自分の気付きや間違いをどこまで修正、改善できるか。

更に稽古に励みたいと思います。

紘武館道場門人N