紘武杖道会とは、神道夢想流杖術・紘武館道場(東京・板橋)の門人とその弟子達及び師弟関係のある稽古人達によって構成される組織です。
紘武杖道会の中核は、古来より伝承された神道夢想流杖術の稽古ですが、杖道稽古の第一段階である全日本剣道連盟杖道形の稽古も含まれる。
連綿として伝承されてきた神道夢想流杖術は、門人達がその修行を通して自ら全き充実を図り、一層豊かな生き生きとした武術として広く伝播し、さらに後進の人に正しく伝承していかなければならない。
師たる者は、弟子の指導に勤めるとともに、自らもまた稽古人として常に自らの師に指導を求めなければならない。
このような理念に基づき、時代の風潮に流されず、普及という言葉に惑わされず、一人がしっかりとした十人を育て、その十人がまた十人を育て、さらに・・・という大きな流れを作っていき、紘武杖道会で修行する者及びその一門の一人一人がすばらしき稽古人となり良き指導者になることを求め、活動を展開していきたい。
<松村重紘 館長略歴>
紘武杖道会創設者 紘武館道場 / 開設者・館長の松村重紘は、昭和三十三年四月、清水隆次師範の許に入門し杖道の稽古を始める。昭和五十三年清水先生が亡くなられ、その後福岡の乙藤市蔵師範に師事、修行を続けた。
乙藤先生も平成十年二月に百歳で亡くなられた。清水先生より後目録、乙藤先生より神道夢想流杖免許皆伝の印可を受けている。また静岡の故勝瀬光安先生より、水鴎流杖法、薙刀術、強波流棒術の免許を受けている。
<紘武館道場沿革>
昭和50年2月 神道夢想流杖術の稽古場として東京・代々木に開設
同3月 合気道部を併設(平成28年まで)
平成元年~ 水鴎流古武術(居合、薙刀、棒術)並びに気功法の特別稽古を開設(不定期)。
平成18年 紘武館道場開設 30周年記念行事 於 オリンピックセンター
平成23年 紘武館道場開設 35周年記念行事 於 山野美容専門学校 山野ホール
平成28年 紘武館道場開設 40周年記念行事 於 オリンピックセンター
令和5年3月 紘武館道場を東京・板橋に移転