神道夢想流杖術演武会報告

神道夢想流杖術表演武

2018年9月15日・17日の古流稽古会、16日の神道夢想流杖術演武会(紘武館道場43周年)の報告が、北海道在住の門人Kさんより届いたので報告します。古流はもちろん、内田流短杖術、一角流十手術等の演武も披露しました。

平成30年9月16日(日)の秋の演武会並びに前後の稽古会に参加しました。

演武会では、表・前半6 本の仕杖の演武をしましたが、真剣勝負の稽古不足を肌で感じる演武でした。

神道夢想流杖術表演武

神道夢想流杖術表演武

反省しながら北海道に戻り、松村館長が周年行事のパンフレットや葉書に記された文章を
読み返して、いくつか書き写しをしました。

「古伝は、形だけではすみません。相互の生死の心が大事なのでは。」

「緊張した立会いの中で、いかに心の平静を保ち、杖を振るい、杖の先を活かして使うか。」

「術技の修練は勿論、昂ぶる想いを抑える心の抑制も同じように稽古しなければなりません。」

「親しい稽古相手と打突を試しあい、手のうちの感覚を身につける事は重要なことです。その上で、緊張し、昂ぶる気持ちがあっても、手の内は柔らかくし、杖の先をコントロール出来るようでなくてはなりません。」

「生きた形稽古を積んでいかなければなりません。それは、自分の命がかかっている修行なのです。更には、相手の命、周りの人たちの命がかかっているのです。」

次の演武への手がかりとして、館長の言葉を心にリマインドして秋の演武会の反省レポートを終わります。

文末になりますが、宴では美味しい料理・お酒を盛りだくさんありがとうございました。

紘武館道場門人K

紘武館演武会乾杯

紘武館演武会乾杯